小林製薬が急反発、「外部のファンドと組んでMBOを仕掛けてくる可能性」に期待や憶測

■30日発売の週刊文春に記事、証券会社幹部の話として登場

 小林製薬<4967>(東証プライム)は8月30日、小高く始まったあと次第高となり、7%高の5610円(366円高)まで上げて急反発となっている。同日発売の週刊文春の記事「物言う株主から創業家が脅かされ…小林製薬・猛毒会長(84)が目論む『MBOで非上場化』紅麹サプリで死者100人」を受けてMBO(Management Buy-Out、経営者側による買収)の可能性が浮上、期待が出ている。

 記事には、「創業家が株式の約3割を保有しており、オアシスと異なる外部のファンドと組んでMBOを仕掛けてくる可能性がある(証券会社幹部)」との表記がある。同社株を巡っては、7月に香港系の投資ファンド、オアシスマネジメントが「5%ル-ル」に基づき保有を明らかにした。MBOとなれば、投資ファンド同士で株式争奪戦に発展する可能性もあることになり、期待や憶測を招いたようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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