■世界最高水準の顔認証エンジン搭載、Active Directoryとの連携も強化
NEC<6701>(東証プライム)は8月30日、世界No.1の性能を誇る顔認証エンジンを基盤としたPCセキュリティサービス「NeoFace Monitor クラウド版」の新バージョン「R1.5」を発表した。新バージョンでは、顔認証速度の抜本的改善、Active Directory(AD)との連携強化、さらに利用者の利便性向上を実現する複数の新機能が追加された。
今回のバージョンアップでは、顔認証時の通信回数の削減やキャッシュ認証優先モードの導入により、認証速度を大幅に向上させた。これにより、ログオンやロック解除時の通信回数を従来の30%以下に削減し、スムーズな認証環境を提供する。さらに、クライアントPCの認証キャッシュに顔情報が存在する場合は、ネットワーク環境に依存しない高速な認証が可能となった。
また、ADプロビジョニング機能の追加により、Windowsアカウント情報と連携した自動登録が可能となり、管理者の作業負担を大幅に軽減する。さらに、顔画像データを管理ポータルに保存しない運用や、二要素認証失敗時のログ管理機能の強化など、セキュリティとプライバシーを両立させた運用が可能となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)