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- 朝日ラバーは「3分の2戻し」達成後の小休止だが業績好調で仕込み好機の見方
■今期は営業利益79.6%増、純利益36.7%増を見込む
朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は8月30日、536円(4円高)まで上げた後も堅調に推移し、4日ぶりの反発相場となっている。8月初旬には全体相場の急落とともに一時502円まで下押したが、その後の回復で「3分の2戻し」を達成しており、テクニカル的には小休止となっても全く不自然ではない健全な調整との見方がある。第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は売上高が前年同期比10.4%増加するなど好調で、3分の2戻しの後の小休止は仕込み好機との見方が少なくないようだ。
8月8日に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は、工業用ゴム事業、医療・衛生用ゴム事業とも品目によって濃淡があったが、売上高は前年同期比10.4%増加し、営業利益は黒字に転換した。通期・25年3月期の連結業績予想は5月に開示した従来予想を継続し、売上高は前期比8.2%増、営業利益は同79.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.7%増。21年3月期を底にして回復傾向を一段と強めることになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)