■九州・東海などで台風による臨時休業あったが好調
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は9月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は2268.5円(32.0円高)をつけて出直りを継続している。2日発表の月次動向「(株)三越伊勢丹ホールディングス国内百貨店事業 売上速報」(2024年8月)が(株)三越伊勢丹計で前年同月比16.7%増加するなど好調で、買い優勢となっている。
発表によると、8月は、台風10号の影響により、岩田屋本店、福岡三越、岩田屋久留米店が2日間、静岡伊勢丹、広島三越が1日、臨時休業したが、伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店を中心に引き続き高付加価値商品の売り上げが牽引し、売上前年比は(株)三越伊勢丹計で116.7%、国内百貨店計で111.0%だった。また、両本店・三越銀座店の3店舗ともに14か月連続で新型コロナ前の2018年度を上回る実績で推移した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)