神戸物産が再び一段高、「円高は仕入に大きなコストメリット」、円1ドル143円台を好感

■7月の売上総利益は5.6%増加、これまでの円安局面でも業績好調

 神戸物産<3038>(東証プライム)は9月5日、再び一段高で始まり、取引開始後は5%高の4428円(195円高)まで上げ、約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。世界の食材を取りそろえる「業務スーパー」の全国展開などで業績好調な上、今朝の円相場が1ドル143円台に入り、前日夕方に比べ1円30銭ほどの円高となっていることも買い材料視されているようだ。

 8月21日に開示した月次動向「2024年7月度月次IRニュース」では、7月の売上高が前年同月比11.5%増加し、売上総利益も同5.6%増加などと好調だった。経常利益は為替予約の都合で損失だったが、講評では、「円高が進んだ場合は輸入商品の仕入に大きなコストメリットがあり、営業利益の押し上げが期待できると考えている」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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