■新技術を開発し特許を取得、医薬品と化粧品等に応用
Waqoo<4937>(東証グロース)は9月9日、午前11時頃から急動意となり、前引けにかけて14%高の1706円(207円高)まで上げた。「100%子会社セルプロジャパン株式会社(神奈川県藤沢市)が従来とは異なる活性を有する幹細胞培養上清液を製造する新しい技術を開発し、あわせて特許を取得」と発表しており、注目と期待が集中。後場は1642円(143円高)で始まり、直近までの3日続落を一気に奪回する急反発となっている。
発表によると、セルプロジャパンでは、複数種類のMSC(間葉系幹細胞)を「共培養」することにより、従来とは異なる活性を有する幹細胞培養上清液を製造する技術を開発した。「脂肪×臍帯」・「臍帯×羊膜」・「脂肪×羊膜」といった、それぞれの幹細胞の組み合わせで培養を行った(共培養した)結果、幹細胞培養上清液中に単独培養の際には観察できなかった新しい成分が存在することを確認した。医薬品への応用と化粧品等への応用を進めるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)