■10月に「株式会社イノベーションホールディングス」とな予定で注目余地
テンポイノベーション<3484>(東証プライム)は9月10日の後場一段と強含む相場となり、13時過ぎに931円(12円高)をつけて再び出直っている。飲食店向け店舗の転貸借事業を行い、8月初に発表した第1四半期決算(2024年4~6月)で通期の見通しを「売上高はほぼ計画通り。利益面は全般的に上振れ傾向にて推移」(説明資料より)とするなど好調の様子。2024年10月に商号を「株式会社イノベーションホールディングス」に変更する予定で、さらなる業績拡大をめざす動きが活発化する可能性がある。
持株会社化(ホールディングス)については、会社分割により事業を子会社に承継させることで、より機動的な経営を行う体制を構築する。グループの経営資源配分の最適化、、経営人材の育成、、事業集中・拡大できる体制の構築を目的とする。持株傘下には、事業子会社として、(株)テンポイノベーション、(株)アセットイノベーション、(株)セーフティーイノベーションの3社を置く予定だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)