扶桑電通は上場来の高値に進む、業績・配当予想を増額修正、今9月期末配当は78円(従来予想比25円増)に

■大口案件の前倒しや小口案件の積上げなど奏功

 扶桑電通<7505>(東証スタンダード)は9月11日、一段高となり、取引開始後に12%高の2060円(223円高)まで上げて約2週間ぶりに実質的な上場来の高値を更新、午前11時を過ぎても2010円前後で売買活発となっている。10日の15時に今9月期の業績予想と配当予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 今期・2024年9月期は、大口案件の前倒しや小口案件の積上げなどによりオフィス部門の売上高が前回予想を上回る見込みとなり、売上高は5月に開示した予想を6.0%上回る460億円の見込みに見直し、営業利益は同36.2%上回る17億70百万円の見込みに、純利益は同39.8%上回る14億40百万円の見込みに見直した。

 また、9月期末配当は、業績に応じた利益還元として配当性向35%程度を目安に配当を実施することとし、1株78円の予定(従来予想比25円増、前期実績比29円の増配)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る