■ビッグデータが明らかに!「お月見」の楽しみ方は昔とは違う?
LINEヤフー<4689>(東証プライム)が提供する、多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」は9月11日、「お月見」に関する検索ビッグデータの分析レポートを公開した。分析によると、令和の「お月見」における人々の興味関心は、伝統的な過ごし方よりも食べ物に集中していることが明らかになった。特に「月見バーガー」に代表される商品への関心が高く、お月見関連商品の検索ボリュームは2019年から2022年にかけて約4.4倍に増加した。
「月見バーガー」を検索するユーザーは、複数のチェーン店の商品を比較検討する傾向があり、食べ比べを楽しむ消費者像が浮かび上がった。一方で、カロリーを気にする検索も多く見られ、健康意識の高さも窺える。2023年には検索ボリュームの伸びが落ち着きを見せており、市場が成熟期に入った可能性が示唆された。
このレポートは、LINEヤフーが提供する事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」の分析ツール「DS.INSIGHT」を使用して作成された。同社は今後もビッグデータの価値を社会に還元する取り組みを進めていくとしている。
「ヤフー・データソリューション」では、LINEヤフーの多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供するサービスである。個人を識別可能な情報は含まれず、統計化されたデータのみを扱っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)