タスキホールディングス、傘下のオーラとフィル・カンパニーが空き家問題解決に向けた業務提携
- 2024/9/11 13:09
- IR企業情報
■空き家900万戸超え、新たな活用法に期待
タスキホールディングス<166A>(東証グロース)グループのオーラと、空間ソリューション事業を展開するフィル・カンパニー<3267>(東証プライム)は9月11日、空き家問題の解決に向けて業務提携契約を締結したと発表。両社は、オーラの空き家情報へのアプローチとフィル・カンパニーの土地活用ソリューションを組み合わせ、効果的な土地活用提案を行う。(写真=前タスキホールディングスグループが提供した土地に竣工したフィル・パーク下北沢Ⅱ:イメージパース)
日本では空き家が約900万戸に達し、社会問題となっている。東京都だけでも約90万戸の空き家があり、単身高齢世帯の増加に伴い、相続時や施設入所後に空き家となるケースが増加している。空き家の増加は、倒壊や火災のリスク、景観や治安の悪化などの問題を引き起こす可能性がある。
同提携により、オーラは資産コンサルティングを手掛ける空き家・空き地に対し、フィル・カンパニーが土地活用ソリューションを提供および物件取得を検討。また、フィル・カンパニーの顧客にオーラが資産コンサルティングを提供する。両社は空き家・空き地に関する情報交換とソリューションの相互提供を行い、社会課題の解決を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)