エクサウィザーズ、住友生命のAI活用による営業職員育成システムを開発支援

■生成AIが創出する新しい顧客体験、データとAIで営業力を最大化

 エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)は9月11日、住友生命保険相互会社が2024年11月25日から運用を予定している、AIを活用した営業職員育成システムの開発支援を行ったことを発表。同システムは、約3万人の営業職員が利用し、データとAIを用いて各営業職員に個別化された顧客対応活動をレコメンドする。エクサウィザーズは、AI・生成AI活用プラットフォーム「exaBase」を核とし、課題解決のコンサルティングからUI・UX設計、システムの実装・運用まで一貫して支援する強みを活かし、同プロジェクトに取り組んでいる。

 同システムの特徴として、顧客データに基づく次の活動のナビゲーション、生成AIによるコミュニケーションのアドバイス、全国約1500拠点での均質な指導の実現が挙げられる。エクサウィザーズは、AIレコメンデーション・エンジンの開発、生成AIを活用したコミュニケーション機能の実装、AIソフトウェア開発環境「exaBase Studio」による迅速な設計・実装など、多岐にわたる役割を担った。

 この取り組みは、2021年8月に締結された両社の”Well−being Tech”領域での業務提携の一環である。住友生命は「住友生命グループ Vision2030」において、2030年までに”住友生命「Vitality」”会員数500万名を目指しており、同システムを通じて顧客の意向や状況を適切に把握し、最適なタイミングで情報提供を行うことを目指している。エクサウィザーズは、今後も業務提携を通じて蓄積したAI関連アセットやサービスを活用し、住友生命のビジョン実現を支援していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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