■老後資金への不安を背景に、金融機関の商品力を強化
ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)と、その連結子会社・株式会社フィナンシャルドゥ(京都府京都市)は9月12日午前、フィナンシャルドゥと西日本フィナンシャルホールディングス<7189>(東証プライム)の株式会社西日本シティ銀行(本店:福岡県福岡市)との提携により、動行の『NCBリバースモーゲージ「輝く明日へ」』に対する不動産担保評価および債務保証を開始予定と発表した。
And Doホールディングスグループとしては、九州で初のリバースモーゲージ保証事業での提携になる。本提携により、東北・北陸から九州まで53金融機関との提携になった。
現在、シニア層の老後資金への不安を背景に、リバースモーゲージが選択肢として注目を集めている。その中でも、同社グループが提供するリバースモーゲージ保証は資金使途の制限が少なく、持ち家のリフォーム資金だけでなく生活資金にも対応しており、より幅広いお客さまにご利用いただくことが可能となっている。
西日本シティ銀行は、西日本フィナンシャルホールディングスの中核銀行で、2024年10月に創立20周年を迎える。23年4月にグループとして、新たな中期経営計画「飛翔2026~つなぐココロ、つなげるミライ~」をスタートし、基本戦略として、お客さま起点の”One to Oneソリューション”の提供を策定し、重点施策として「個人のお客さまへのソリューション提供」を掲げ、「お客さまのライフステージに応じたローン提供力の強化」を推進し、この度フィナンシャルドゥとの提携によって、取扱対象地域を拡大しリバースモーゲージの商品力を強化することとなった。
保証会社として提携するフィナンシャルドゥは、不動産売買のノウハウと全国709店舗(24年8月末現在)の不動産販売網を持つ当社グループの強みを活かし、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証を行うことで、同行が取り組むリバースモーゲージを後押しする。
今後も当社グループは多くの金融機関との提携を実現させることで、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供により、日本経済の活性化に貢献していく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)