■第2四半期累計の予想額に迫る利益を上げ好調さ示す
東建コーポレーション<1766>(東証プライム)は9月13日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の1万2180円(1190円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりの1万2000円台に進んでいる。12日の15時に発表した第1四半期決算(2024年5~7月・連結)の営業利益が前年同期比72.5%増加し、期初に開示した第2四半期累計(24年5~10月)の予想額に迫ったことなどが注目されている。
第1四半期は、国内の新設住宅着工戸数が前年同期比4.1%減となった中で建設事業を中心に好調に推移し、売上高は890億1千2百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は51億6千8百万円(同72.5%増)となった。業績予想は期初に開示した数字を全体に据え置いたが、営業利益は第2四半期累計が54億63百万円、4月通期が141億70百万円。第1四半期の達成度の高さが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)