■前回の自社株買いで取得した株式の消却も発表
石原ケミカル<4462>(東証プライム)は9月13日の14時に自己株式の取得(自社株買い)と、前回の自社株買いで取得した株式の消却を発表。今回発表した自社株買いは、上限株数が発行済株式総数の6.25%と大規模なこともあり、株価は発表前の2120円(61円安)前後から急激に値上がりして6%高の2320円(139円高)と出直りを強めている。
自社株買いは、91万株(上限:自己株式を除く発行済株式総数の6.25%)、総額23億3000万円(上限)の枠内で2024年9月17日から同年11月30日まで実施するとした。また、前回実施した自社株買い(24年5月16日から同年9月2日まで実施)で取得した株式37万株(消却前の発行済株式総数に対する割合2.32%)を24年9月30日付で消却するとした。実質的な株式価値の向上が期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)