極洋が高値を更新、業績好調で円高も追い風の見方、17日からのテレビCMにも期待

■PBR低く、いぜん割安感の強い状態続く

 極洋<1301>(東証プライム)は9月17日、前後場ともジリ高基調となり、13時にかけて4320円(140円高)まで上げて2018年以来の高値を3日連続更新している。円高が追い風になると見られている上、同日から東北・甲信越・中国エリアおよび香川県でテレビCM「キョクヨーのひと(マグロ)」篇(15秒)を放送開始と13日に発表しており、期待が強まったようだ。

 業績は国内が好調の見込みで、海外事業は日本からの輸出に対中輸出停止の影響があるものの、前期に続き今期・2025年3月期も連結純利益などが連続最高を更新する見込み。にもかかわらずPBR(株価純資産倍率)は0.9倍前後のため、いぜん割安感の強い状態と位置づけられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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