■東京都の「認証学童クラブ制度」の設に向けた動きも注目要因
JPホールディングス<2749>(東証プライム)は9月18日、一段高で始まり、取引開始後は762円(32円高)をつけて2013年以来の高値に進んでいる。保育園など306施設を運営(2024年3月末日)する子育て支援事業の最大手で、業績は好調。18日は、「共働き、専業主婦の3倍に、1200万世帯超す、保育所増、育休整備進む」(日本経済新聞8月18日付朝刊)と伝えられたことも買い材料視されているようだ。
「総務省の労働力調査によると、夫婦とも雇用者で妻が64歳以下の共働きは23年に1206万世帯と前年より15万増えた。さかのぼれる1985年以降で最多となった」(同)。東京都では、「東京都認証学童クラブ制度」の創設に向けた取組について8月に専門委員会を開くなどの対応をとっており、同社の事業に追い風となっている。
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)