DAIWA CYCLEは上場来の高値に迫る、第2四半期が想定を大幅に上回り通期業績予想を増額修正

■自転車、需要期の春に上場記念感謝祭、電動車は品揃えと価格で勝負

 DAIWA CYCLE(ダイワサイクル)<5888>(東証グロース)は9月18日、再び上値を指向する相場となり、10%高の3235円(301円高)まで上げて上場来の高値3285円(2024年7月25日)に向けて出直っている。「自転車関連販売事業」の単一セグメントで事業を展開し、23年11月に株式を上場。9月13日に発表した第2四半期決算(2024年2~7月・累計)は3月に開示した従来予想を大幅に上振れ、1月通期の予想を増額修正し、再び注目の強まる相場となっている。

 第2四半期決算(2024年2~7月・累計)は、売上高が従来予想を7%超上回る95億62百万円(前年同期比20.6%増)となり、営業利益も同41%上回る8億11百万円(同63.7%増)となった。「春の需要期に合わせて上場記念感謝祭を行ったほか、主力商品の電動アシスト車に関しては、度重なる物価上昇で価格に敏感になっている顧客のニーズに対応するため、NB商品に比べてお手頃価格であるPB商品の品揃えを強化」(決算短信より)。さらに、店舗の購買率向上のため売れ筋商品の欠品抑制につとめた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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