【株式市場】好業績株や材料株の値動きが強く日経平均は伸び悩むが堅調反発

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8183円26銭(52円03銭高)、TOPIXは1497.27ポイント(2.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億9079万株

チャート4 20日前場の東京株式市場は、NY株は小幅高だったものの同市場で取引される日本株の大半が堅調だったことなどが好感され、日経平均は取引開始後に121円90銭高(8253円13銭)まで上げた。その後は主力株よりも材料株物色が活発となり、業績予想を上方修正した宝ホールディングス<2531>(東1)などが活況高。日経平均は昨日の160円安から反発した。東証2部指数とマザーズ指数は小安い。

 総務省が携帯電話の料金見直しなどを協議する有識者会合を開いたと伝えられた中で、NTTドコモ<9437>(東1)などの携帯3銘柄が堅調。また、引き続き、横浜市のマンションが傾いた問題を手掛かりに地盤ネットホールディングス<6072>(東マ)などが大幅続伸となり、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>(東1)は業績予想の上方修正や株式分割などが好感されて続伸。上場4日目のAppBank(アップバンク)<6177>(東マ)はいぜん割安感などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億9079万株、売買代金は8534億円。1部上場1901柄のうち、値上がり銘柄数は596銘柄、値下がり銘柄数は1136銘柄となっている。

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