住友ベークライトが大きく出直る、住友化学が保有株式の一部をシンガポール政府投資公社に譲渡

■シンガポール政府投資公社の保有割合は7.02%に

 住友ベークライト<4203>(東証プライム)は9月19日、大きく出直る相場となり、午前10時にかけて5%高の3854円(199円高)まで上げて約2週間ぶりに3800円台を回復している。18日の17時、住友化学<4005>(東証プライム)が住友ベークライト株式の一部をシンガポール政府投資公社(GIC Private Limited 以下、GIC)に譲渡すると発表。GICの今後の姿勢などに期待や思惑が膨れている。住友化学も値上がりしている。

 住友ベークの発表によると、GICによる株式取得日は2024年9月20日(予定)。GICの議決権割合は7.02%になる。この株式異動前の住友化学の議決権所有割合は22.62%(24年3月31日現在)。異動後の議決権所有割合は15.61%になる予定。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■使途不明の企業借入金が2割超に、金融機関の貸出にも影響  東京商工リサーチが実施したアンケート調…
  2. ■日常会話とオリジナルストーリーを楽しめる新感覚サービス  博報堂DYホールディングス<2433>…
  3. ■国内最大規模のダンスミュージックフェス、公式チケット先行受付開始  GMOインターネットグループ…
2024年9月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■アメリカ大統領選挙と利下げ効果、住宅関連銘柄に期待高まる  住宅関連株は厳しい経営環境にもかかわ…
  2. ■歴史は繰り返すのか?上方修正相次ぐ住宅関連株に再び脚光、今後の相場を占う  「歴史は繰返さないが…
  3. ■オーナーチェンジと成長するJリーグ、投資機会広がる  秋の到来とともに、スポーツ界では「天高く馬…
  4. ■優勝争いにオーナーチェンジも絡むJリーグ関連株に先手妙味  秋の諺で「天高く馬肥ゆる秋」がある。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る