■9月中間配当を1株15円(前期比5円増)の予定に
水戸証券<8622>(東証プライム)は9月20日、次第高となって出直りを強め、午前10時過ぎには10%高の464円(41円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍進している。19日の夕方、未定としていた今期・2025年3月期の配当予想のうち9月中間配当を1株15円(前期比5円増)の予定と発表し、好感されている。また、日経平均が一時800円高となり、前日の775円高に続いて連日大幅高となっているため、株式相場の活況による業績拡大への期待も強まっている。
同社では、配当方針について、第6次中計期間中(25/3期までの3年間)の1株当たり年間配当の下限を20円とする(2023年1月20日発表)としている。24年3月期は年24円だった。今3月期の業績見通しは、8月に開示した第1四半期決算発表の時点で非開示だったが、第1四半期は営業収益が前年同期比13.3%増加し、営業利益は同13.4%増加などで好調だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)