ホームポジションは後場も買い気配のままストップ高続く、ケイアイスター不動産との資本業務提携を好感

■ケイアイスター不動産が35.63%保有する1位株主に

 ホームポジション<2999>(東証スタンダード)は9月20日、朝の取引開始後から気配値のままストップ高の480円(80円高、20%高)に達したまま14時になっても売買が成立しないまま買い気配を継続し、急伸相場となっている。静岡県を中心とした東海エリアと関東エリアで戸建分譲事業を展開。19日の夕方、ケイアイスター不動産<3465>(東証プライム)からの出資受け入れと業務提携などを発表し、買い集中となった。ケイアイスター不動産の株価も高い。

 発表によると、首都圏の戸建住宅に対する需要は底堅い面があるものの、住宅価格の上昇などにより、受注環境の悪化が懸念される厳しい事業環境が続いている。かかる状況の中、ケイアイスター不動産と資本関係を有するとともに、本資本業務提携を行うことで、安定した経営基盤を構築するとともに持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ることを目指す。

 ホームポジションはケイアイスター不動産を割る宛先として第三者割当増資を行い、これにより差引手取概算額19億1755万円を調達する。払込期日は2024年10月7日(予定)。ケイアイスター不動産はホームポジションの株式を議決権割合にして35.63%保有する1位株主になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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