QPS研究所が大幅高、小型SAR衛星の高精細画像取得に成功、技術向上を実証
- 2024/9/24 13:40
- 株式投資ニュース
■地上を詳細に捉え新たな可能性を開く
QPS研究所<5595>(東証グロース)は9月24日、193円高(13.17%高)の1659円(9時21分)まで上げて大幅高している。同社は9月20日、小型SAR衛星「アマテル-IV.」の初画像を公開した。8月17日に打ち上げられた衛星は、分解能1.8mの通常モードと分解能46cmの高精細モードの両方での観測に成功し、同時に発表された。これは衛星技術の着実な向上を示すものである。
初画像として、愛知県名古屋市(通常モード)、神奈川県海老名市・厚木市(高精細モード)、長崎県五島市福江島(高精細モード)の3カ所の画像が公開された。海老名ジャンクションエリアでは高速道路や相模川の様子が、福江島では鬼岳や福江空港、丸畑の地形が鮮明に捉えられている。同社の衛星技術の進化は、地球観測データの質と頻度の向上につながると期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)