■このところ電子レンジでの簡単調理商品や桃屋とのコラボ商品など続々
ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は9月24日、3%高の1045円(30円高)ま上げた後も1040円前後で堅調に売買され、8月初に全体相場が急落した後の回復相場での高値を約1か月ぶりに更新している。8月下旬に株式会社桃屋(東京都中央区)とのコラボ商品を発表し、9月上旬には電子レンジの簡単調理でキムチクッパが食べられる「ご飯がススムキムチクッパの素」を発表するなどで、商品戦略が変わってきたとの受け止め方がある。9月30日に25年2月期・第2四半期の決算発表を予定することもあり、あらためて期待する様子が広がっているもようだ。
同社では、不採算アイテムの見直しやアイテムの集約化を進めるとともに新規事業も積極推進しており、これまでに、新規事業の「外食・小売事業」では子会社「㈱OH」を設立し、「農業事業」でも子会社「(株)ピックルスファーム」を設立、「さつまいも関連事業」でも子会社「(株)ベジパル」を設立した。これまでの同社のイメージを一変させる新商品が飛び出す期待がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)