ラバブルマーケティンググループの子会社DTK AD、フィリピンでマーケティング支援を開始

■東南アジアを中心に支援地域を順調に拡大中

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)の子会社で、東南アジアにおけるマーケティングや訪日外国人旅行客(インバウンド)プロモーション支援を行うDTK AD Co.,Ltd.(本社:タイ王国 バンコク:ディーティーケー アド)は9月24日、東南アジア地域における支援地域を拡大し、フィリピンでのマーケティングやインバウンドプロモーションの支援を開始すると発表。

 海外事業の拡大を成長戦略のひとつに掲げるラバブルマーケティンググループは、2023年以降東南アジアにおけるマーケティング支援地域を拡大させており、フィリピンが加わることで、支援対象エリアはタイ、シンガポール、香港、ラオス、マレーシア、ベトナムに次ぐ7地域目となった。

■フィリピンのSNS利用者は73.4%、1日のSNS利用時間は3時間34分と世界トップクラス 2023年のGDPはASEAN諸国内でトップ

 フィリピンは2022年時点の平均年齢が29.5歳(中位数年齢は26.3歳)で、30代以下がボリュームゾーンの、若年層が非常に多い国(※1)。この影響もあってかSNS利用が活発で、シンガポールを拠点とするリサーチ会社Kepios Pte. Ltd.,が2024年2月に公開した「DIGITAL 2024: PHILIPPINES」によると、フィリピンの総人口に対するSNS利用率は73.4%、1日にSNS利用に費やす時間は3時間34分で、世界4番目に長い時間。また、16歳から64歳のインターネットユーザーの中で、「商品やブランドに関する情報を調べるためにSNSを利用する人」の割合は79.2%で、世界の中でも高い水準となっている(※2)。

 またフィリピンでは経済成長も進んでおり、フィリピン統計局によると、2023年通年の実質国内総生産(GDP)は5.6%で、ASEAN主要6ヵ国の中で最も高い数値となっている(※3)。若年層が多く、今後もSNS活用や経済成長の伸びが期待できるフィリピンにおいて、フィリピン現地のトレンドやSNSの活用方法に詳しいパートナー企業と共に、DTK AD及びラバブルマーケティンググループ全体の顧客のマーケティングやプロモーション活動の支援を行う。

※1参照:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2024)」、United Nations Population Division「World Population Prospects2024」
※2参照:Digital2024 Global Overview Report
※3参照:JETRO「ASEAN経済指標2024年4月」
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る