サイボウズは一段と出直る、発行株数の最大6%規模の株数を約3か月間で買い付け

■月次売上高は1年8カ月以上十数%の伸び継続

 サイボウズ<4776>(東証プライム)は9月25日、一段と出直る相場となり、9%高の1920円(166円高)まで上げて約2か月ぶりに1900円台を回復し、その後も1890円前後で売買活発となっている。24日の15時に月次動向「2024年8月度・月次売上高推移」と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。

 自社株買いは、取得株式総数300万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.3%)、取得総額30億円を各上限として、2024年10月1日から同年12月24日まで行うとした。発行株数の6%規模の株数を約3か月間で買い付けることになり、インパクトは大きいとみられている。

 8月の月次売上高は前年同月比15.1%増加し、参考資料として添付された2023年1月からすべて十数%の伸び率を継続した。また、累計ベースの8月の月次売上高も前年同月比14.7%増加し、23年1月からすべて十数%の伸び率を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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