アセンテック、米クラウド大手CSGと資本業務提携し、仮想デスクトップ事業を強化
- 2024/9/26 08:25
- IR企業情報
■CSGから3億8500万円調達、新会社設立で成長加速
アセンテック<3565>(東証プライム)は9月25日、クラウドソフトウェアグループ(Cloud Software Group,Inc.:CSG社)との資本業務提携および第三者割当増資を発表した。両社は仮想デスクトップ市場の拡大を目指し、アセンテックは新会社設立を検討している。第三者割当により70万株(5.01%)をCSG社に割り当て、3億8500万円を調達する。調達資金は新会社のオフィス開業費用と運転資金に充てられる。
新会社では、エンジニアリソースの強化やサポート体制の整備、共同マーケティングなどを行う予定。アセンテックは同提携により、主力の仮想デスクトップ事業を拡大し、企業価値向上を図っていく。発行価格は取締役会決議日前日の終値から5%ディスカウントの551円とし、既存株主への影響も考慮している。
同資本業務提携は、アセンテックの中期経営計画における戦略的提携拡大の一環であり、Citrix製品の国内市場拡大という新たな事業機会の創出につながると期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)