マルマエが戻り高値に顔合わせ、第8世代の有機EL関連受注など好調の様子で10月中旬の決算発表に期待

■9月中旬に業績予想を増額修正、半導体関連株相場の再燃に乗る

 マルマエ<6264>(東証プライム)は9月27日、続伸基調となり、午前10時過ぎには1652円(70円高)まで上げて8月につけた戻り高値に顔合わせしている。半導体製造装置やFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の心臓部である真空パーツ製造を主軸とし、9月12日の15時に2024年8月期の業績予想の増額修正を発表。NY株式市場で四半期決算が好調だったマイクロン・テクノロジーが大幅高となるなど、半導体関連株相場が再燃していることを受け、相場の物色の流れとともに注目が強まっている。

 24年8月期は、半導体分野で顧客内の在庫整理進展により消耗品の受注が拡大したこと、またFPD分野においてもG8 OLED(第8世代の有機EL)向けの受注拡大などにより、売上高は24年3月に開示した前回予想を1.5%上回る見込みに見直し、営業利益は同2.0倍の見込みに、当期純利益は34百万円の損失から29百万円の黒字の見込みに各々見直した。決算発表は2024年10月11日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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