DCMホールディングスは次第高で高値に顔合わせ、第2四半期好調で選別買い集まる

■全国に841店舗、地方創生を掲げる石破氏の関連銘柄の見方も

 DCMホールディングス<3050>(東証プライム)は9月30日、時間とともに上げ幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけて4%高の1573円(62円高)まで上げて今年4月につけた年初来の高値に顔合わせとなっている。前取引日・27日の15時30分に発表した第2四半期決算(2024年3~8月・累計、連結)が営業利益18%増などと好調で、買い先行。全体相場が大幅に下げている中で選別色を強めている。

 3~8月の連結決算は、ケーヨーの連結化により売上高は前年同期比16.5%増加し、営業利益は同18.3%増加した。3カ月ごとにみると、「第1四半期は低温・降雨の影響を受ける」が「第2四半期は夏物用品や防災用品が好調」(決算説明資料より)だった。店舗数は連結化したケーヨーを含めて全国に841店舗となり、株式市場関係者の中には、地方創生を掲げる石破・自民党新総裁の関連株との見方で注目する様子もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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