セーラー広告は一時ストップ高、中四国を地盤に展開し石破新総裁の「地方創生」政策で追い風の期待

■9月中旬には高知市の広告会社を子会社化

 セーラー広告<2156>(東証スタンダード)は9月30日、一時ストップ高の381円(80円高、27%高)まで上げる場面を見せて後場寄り後も350円前後で売買され、急伸相場となっている。本社が高松市(愛媛県)で、9月中旬に本社・高知市(高知県)の広告事業会社の子会社化を発表。自民党の石破新総裁が掲げる「地方創生」政策に関わる銘柄として買い集中となった。

 第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は売上高が前年同期比4.2%増加した一方、営業利益などの各利益は提案力強化に向けた分析ツールなどの先行投資や賃貸用不動産にかかわる減損処理などにより損失だったが、ほぼ計画線のようで今期・25年3月期通期の連結業績予想は7月24日に開示した期初の予想を継続し、総売上高は前期比3.6%増、営業利益は5.4倍の急回復を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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