TDSE、ノーコード生成AIツール「Dify」サービスサイト公開、業務効率化に期待

■RAG機能搭載で社内知識を活かしたチャットボットも構築可能

 TDSE<7046>(東証グロース)は9月30日、ノーコードで生成AIアプリを開発できるツール「Dify」のサービスサイトを公開したと発表。Difyは米国LangGenius社が開発したプラットフォームで、プログラミングの知識がなくても直感的に生成AIアプリを構築できる。TDSEは日本初のDifyオフィシャルパートナーとして、国内でのライセンス販売や開発・活用支援を担う。

 Difyの主な特徴は三つある。第一に、OpenAIやAnthropic、Azure OpenAI、Llama2など、多様な大規模言語モデル(LLM)に接続可能で、ビジネスニーズに応じて柔軟に切り替えられる。第二に、RAG(Retrieval Augmented Generation)技術を標準搭載しており、社内資料や外部情報を参照したチャットボットの構築が可能だ。第三に、Google検索やSlackなどの外部ツール、DALL-Eや Stable Diffusionといった画像生成AIとの連携ができる。

 Difyの活用例として、RAGを利用した社内用チャットボットの導入が挙げられる。総務・人事部門やシステム部門への問い合わせに対応することで、業務効率化を実現できる。TDSEは、2013年の創業以来、AIとデータサイエンスを活用したソリューションを提供しており、Difyを通じて顧客のデータ利活用をさらに支援していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「7月生まれベビーの名付けトレンド」調査結果発表  ベビーカレンダー<7363>(東証グロース)…
  2. ■2021年にデビューし、累計販売台数10万台を突破  IKホールディングス<2722>(東証プラ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■割安な株価と高配当で注目集める超大型IPO、民営化銘柄への波及効果も  新内閣発足と総選挙に合わ…
  2. ■日経平均株価3万9000円台回復後の行方、為替急変で市場混乱の可能性  陸上競技の短距離種目のス…
  3. ■自民党と立憲民主党の代表選挙が地方創生関連株を刺激  地方創生関連株は、自民党と立憲民主党の代表…
  4. ■政局風が吹く10月相場を前にアピール合戦の激化に備えて地方創生関連株も待機チャンス  2024年…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る