■文科省のデジタル化ニーズに応える、大学向けデジタル証明書サービスを強化
日本システム技術<4323>(東証プライム)は9月30日、戦略的大学経営システム「GAKUENシリーズ」の新製品「デジタル証明書」を2024年9月1日から販売開始したと発表。同製品は、セイコーソリューションズとの業務提携に基づき、大学向けの証明書発行業務をデジタル化するもので、両社のシステムを連携させることで実現した。
背景には、文部科学省による学修歴証明書のデジタル化ニーズやオンライン就活、グローバルスタンダードへの適応があり、同社の「GAKUENシリーズ」とセイコーソリューションズの「eviDaemon for PadES」を連携させたサービスとして提供される。この新機能は、三重大学で2024年10月から運用を開始する予定。
同製品の特徴として、学生がスマートフォンから簡単に証明書を申請・ダウンロードでき、証明書発行業務が自動化されることで大学職員の業務効率が向上する点が挙げられる。また、GAKUENシステムを既に導入している大学では、システム設定済みのレイアウトを利用して短期間で導入できる利便性も特徴。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)