婚活大手IBJと雨風太陽が地方創生へ協働、地方の人口減少問題解決を目指す

■「ちほ婚!」開設、結婚で地域を活性化

 婚活業界最大手のIBJ<6071>(東証プライム)と、産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する雨風太陽<5616>(東証グロース)は10月1日、地方の人口減少問題解決を目指して婚活支援で協働すると発表。雨風太陽はIBJのネットワークに加盟し、新たに結婚相談所「ちほ婚!」を開設。両社の強みを活かし、地方在住者の成婚数拡大を目指していく。

 雨風太陽は従来、都市と地方をつなぐ「関係人口」の創出に注力してきたが、今回の協働により婚活支援にも参入する。ポケットマルシェに登録する全国約8,300名の生産者とそのつながりを活用し、地方在住の新規会員獲得を見込む。一方で、「ちほ婚!」のWebメディアを通じて地方婚の魅力を発信し、都市部からの会員獲得も目指していく。

 この取り組みは、地方で結婚し家族を作り定住するという流れを促進し、地域需要の拡大につなげることを狙いとしている。IBJの婚活メソッドや結婚相談所ネットワークシステムと、雨風太陽の地方とのつながりを融合させることで、地方の持続可能性向上に貢献する新たな婚活支援の形を模索していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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