タカヨシHDが後場ストップ高、「地域を結ぶ直売広場」好調で石破新首相の「地方活性化」政策に期待強まる

■第3四半期の流通総額、営業収益は過去最高、「相場に新鮮味」の見方

 タカヨシHD(タカヨシホールディングス)<9259>(東証グロース)は10月2日の後場、一段高で始まり、取引開始後にストップ高の788円(100円高、15%高)まで上げて出直りを強めている。「地域を結ぶ直売広場」をコンセプトとした運営店舗「わくわく広場」の運営などを行うため、石破新首相が推進する「地方の活性化」に乗る銘柄として注目が集中。本格的に値上がりしたのは今日2日とあって、「ストップ高とはいえ相場に新鮮味がある」といった声が出ている。

 8月に発表した第3四半期決算(2023年10~24年6月・累計、連結)は、当第3四半期から連結決算を開始したため前年同期比較ができないが、前年同期間の個別決算との比較では流通総額が前年同期比9.7%増加し、営業収益は同9.9%増加。営業利益は大幅な出店増などにともない同10.2%減だったが、流通総額、営業収益は過去最高だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る