ダイブが出直り強める、遊休施設など利活用した地方創生事業64%増加、石破首相の重点政策に乗る

■銘柄コード番号が151A(いちごいちえ:一期一会)とあって注目する向きも

 ダイブ<151A>(東証グロース)は10月3日、12%高の3025円(319円高)まで上げた後も堅調で、約3週間ぶりに3000円台を回復している。観光施設に特化したリゾートバイト紹介サービスなどを行い、非観光地の遊休施設・遊休地を利活用した地方創生事業として全国6カ所で運営するグランピング施設「ザランタン」、ホテル業態の「クラフトホテル」の2024年の夏シーズン(7月・8月)における宿泊者総数が約1.5万人(前年同期比64%増加)に達したと発表、石破首相の重点政策「地方創生・活性化」に乗る銘柄として注目されている。

 2年半にわたり閉鎖されていたキャンプ場(遊休地)を利活用し、企画から集客、運営まで一気通貫で行い2021年7月に開業した「ザランタン芦別」(北海道芦別市)では、24年7月・8月の宿泊者総数が約2700名となり、芦別市の総人口(1万1345人)の約24%に相当する交流人口を創出した。

 「日本全国の人材と観光施設をマッチングすることで、人材課題を解決」(同社ホームページより)としており、株式市場関係者の中には、「銘柄コード番号が151A(いちごいちえ:一期一会)じゃないか」ということで地方活性化銘柄としての注目を強める様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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