■対計画ではボトムラインにかけて超過幅を広げる成果
ワールド<3612>(東証プライム)は10月2日、急激に出直り、取引開始後に8%高の2060円(146円高)まで上げて約1か月ぶりに2000円台を回復している。3日の15時に発表した第2四半期決算(2024年3~8月・累計、連結、国際会計基準)が前年同期比で営業利益34.4%増加し、親会社の所有者に帰属する中間利益は同41.9%増加。注目再燃となった。
第2四半期累計期間は、「粗利率に改善余地を残した」(決算説明資料より)ものの、「対計画では、売上収益から全ての損益段階において計画を達成、ボトムラインにかけて超過幅を広げる成果を得られた」(同)。通期の連結業績予想は期初時点の予想を据え置いた。「コア営業利益はIFRS適用後の最高益を更新する見込み」(同)になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)