■実質的な上場来の高値に向けて出直り強める
アドバンテスト<6857>(東証プライム)は10月7日、一段高で始まり、取引開始後は7270円(296円高)をつけて戻り高値を更新し、株式分割を考慮した実質的な上場来の高値7456円(2024年2月16日)に向けて出直りを強めている。米半導体株指数SOXが前週末まで3日続伸し、NYダウの最高値更新を受けて買い安心感が強まった。9月下旬には、米マイクロン・テクノロジーの四半期決算が好調だったことなどを受けて戻り高値に進んだが、この上げに弾みがつく形になっている。
7日は、「電子契約大手の米ドキュサインは日本に自前のデータセンターを設ける」(日本経済新聞10月7日付朝刊)と伝えられたことも買い材料視する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)