東天紅が大きく出直る、各利益の大幅増額修正と6期ぶりの復配など好感

■第2四半期累計の営業利益は従来予想の3.1倍の見込みに

 東天紅<8181>(東証スタンダード)は10月8日、買い気配で始まった後7%高の886円(60円高)まで上げ、7月30日以来の880円台に進んでいる。7日の15時に業績予想の修正を発表、第2四半期(2024年3~8月・累計)の予想営業利益は4月に開示した従来予想の3.1倍の見込みに引き上げ、無配だった2月期末の配当開始も示唆するなどで注目が集まっている。

 第2四半期累計期間は、「主要部門である宴会部門に加え、グリル部門も好調に推移」(発表リリースより)した。売上高はほぼ計画通りとなったが、原材料価格の高騰に伴う価格の見直し、原価率管理の徹底、各店舗間と本部の積極的応援体制確立による人件費コントロール等により、収益は計画を大幅に上回る見込みとなった。2月通期の予想う営業利益は従来予想を27.0%上回る見込みに見直した。また、利益還元の開始が可能と判断し、期末での剰余金の配当を実施することも開示した。6期ぶりの復配になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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