【株式市場】ECB理事会控え全般は反落だが好決算株などを選別買い

株式

◆日経平均の終値は1万8435円87銭(118円41銭安)、TOPIXは1518.22ポイント(8.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億4240万株

チャート6 22日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜からECB(欧州中央銀行)理事会のため様子見ムードがあり、対ユーロで前場よりも円高基調になったこともあり、前引けは小高かったトヨタ自動車<7203>(東1)が軟化するなどで、日経平均は14時14時前に178円27銭安(1万8376円01銭)まで下げ、昨日の347円高から反落となった。東証2部指数も軟化したが、マザーズ指数、JASDAQ平均は午後も堅調だった。

 後場は、新日鐵住金<5401>(東1)などの鉄鋼株が鋼材需給の影響を織り込んだとの見方などから堅調さを保ち、オービック<4684>(東1)は伸び悩みながらも好決算などが好感されて高値更新相場を維持。雪印メグミルク<2270>(東1)は前場の業績予想の増額発表が好感されて堅調。西松建設<1820>(東1)は14時に四半期決算と通期予想の増額を発表し動意を強め、比較.com<2477>(東マ)は政府の「民泊」推進関連株との見方があり急伸。

 東証1部の出来高概算は18億4240万株(前引けは9億1914万株)、売買代金は1兆9835億円(同9294億円)。1部上場1902柄のうち、値上がり銘柄数は571(同808)銘柄、値下がり銘柄数は1170(同925)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は7業種(前引けは19業種)となり、値上がり率上位の業種は、食料品、鉄鋼、水産・農林、倉庫・運輸、海運、パルプ・紙、空運だった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る