■データセンター設置拡大など寄与、また、銅の市況回復に注目する動きも
フジクラ<5803>(東証プライム)は10月9日、一段と上げて始まり、取引開始後は4%高の5423円(233円高)をつけて上場来の高値を2日続けて更新している。ゴールドマン・サックス(GS)証券が7日付で同社株の目標株価を1900円引き上げて7000円に見直したと伝えられ、連日、買い材料視されている。
光通信ケーブルなどが生成AIの普及に伴うデータセンター設置拡大を受けて好調で、今期・2025年3月期の連結業績は各利益とも最高を更新する見込み。第2四半期決算発表は11月7日を予定。また、中国の景気対策を受けて銅の国際市況が持ち直していることなども業績に追い風との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)