■競争激化を懸念する様子はあるが松屋フーズHDは歴史的高値
松屋フーズHD(松屋フーズホールディングス)<9887>(東証プライム)は10月9日、一段高となり、午前10時過ぎに4%高の6780円(280円高)まで上げて4日ぶりに2000年以降の実質的な最高値を更新している。月初に開示した9月の月次報告で既存店売上高が前年同月比17.5%増加するなど、全店売上高とともに高い伸び率を継続したことなどが引き続き材料視され、値動きが強いため新たな買いが参入したとの見方が出ている。
「牛丼『並』3社そろって300円台、物価高でも期間限定で値下げ」(ロイターニュース10月8日)と伝えられ、競争激化を懸念する様子はあるが、吉野家ホールディングス<9861>(東証プライム)は小安く始まった後切り返して3110円(62円高)と出直っており、ゼンショーホールディングス<7550>(東証プライム)も8231円(308円高)まで上げて約1週間ぶりに年初来の高値を更新している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)