カオナビが急騰、経産省がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入、人材育成・キャリア支援を強化

■MVV実現に向け、職員の能力可視化やキャリアパス構築を支援

 カオナビ<4435>(東証グロース)は10月9日、247円高(12.16%高)の2278円(10時6分)まで上げて急騰している。同社10月8日、同社のタレントマネジメントシステム「カオナビ」を、経済産業省が職員のキャリア支援やスキルの可視化を目的に導入したと発表。

 経産省では、政策立案のパフォーマンス向上と働きやすい職場環境の実現を目指し、組織改革が進行中である。2024年3月には、経産省のミッションやビジョンを定めたMVVが公表され、職員のやりがいや成長支援、採用の強化にも取り組んでいる。

 「カオナビ」は、職員のプロフィールやスキルを可視化し、コミュニケーションの活性化やキャリアパスの構築を支援するものであり、経産省の組織ビジョン「つながりを力に、進化し続ける」の実現に貢献する。同社は、大規模組織向けの「カオナビ Enterprise Edition」や官公庁向けの「カオナビ Government Cloud」が提供され、官公庁や自治体における人事課題の解決にも活用されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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