ULSグループが出直り強める、業績好調で三井物産の森林J-クレジット業務の支援システムを開発など材料視

■『ユーザー主導開発』をコンセプトにした戦略的ITコンサルを展開

 ULSグループ<3798>(東証スタンダード)は10月9日、次第高となり、14時を過ぎて7%高の5560円(350円高)まで上げて約5週間ぶりに5500円台を回復し、8月下旬につけた年初来の高値5810円に向けて出直りを強めている。10月3日に三井物産<8031>(東証プライム)の森林J-クレジット創出・管理業務の支援システム「J-GreenRegistry」を開発と発表。株価は翌日から動意を強め、断続的に上値を指向している。

 同社は、『ユーザー主導開発』をコンセプトにした戦略的ITコンサルティング事業を展開し、中立独立の立場でユーザー企業の発注力強化を支援する。製造、情報通信、公共、金融、流通サービス、旅客交通、情報サービス業を中心に、優良企業に対する数多くの実績を持つ。第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は、売上高が前年同期比19.9%増加し、営業利益は同28.5%増加など好調だった。第2四半期決算の発表は例年11月10、11日頃になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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