フライトソリューションズ、WEBブラウザへの接続を可能にしたマルチ決済装置Incredist Trinityがクラウド型業務システムに採用

■ゴルフ場の予約から決済処理までシームレスなサービスを実現

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)とグレイン(本社:東京都港区)は10月9日、クラウド型ゴルフ場業務システム「GRAIN CLOUD(グレインクラウド)」のクレジット決済機能に「Incredist Trinity(インクレディストトリニティ)」を採用し、発売を開始したと発表。

 グレインはゴルフ場のサステナブルな運営に向け、経営課題を解決するクラウド型システムの開発で省人化・効率化を実現している。GRAIN CLOUDを導入した企業は、オンプレミス型システムと比べて導入コストやメンテナンスコストを大幅に抑制し、さらにシステムの運用管理が軽減されることで従業員は顧客サービスの充実に時間を充てられるようになり、顧客満足度を高めている。

 今回、グレインはさらなるシステムの改善と顧客満足度の向上を目指し、GRAIN CLOUDの決済サービスにフライトソリューションズのIncredist Trinityを採用した。

 以前は、POSレジはWindowsパソコン上に専用のアプリケーションソフトを開発することが一般的だったが、最近はPOSのサーバ機能をクラウド上に用意しパソコン側はWEBブラウザだけを利用するWEBアプリケーションが普及してきている。しかし、WEBブラウザはセキュリティの観点からパソコンに接続している周辺機器を制御できないという問題があり、クラウド型POSに移行したゆえにクレジットカードの決済端末に金額を手入力して決済をする必要があるなど、GRAIN CLOUDの課題となっていた。

 今回決済サービスとして採用するIncredist Trinityは、フライトソリューションズ独自の技術開発により、クラウド型のPOSにおいてもWEBブラウザから決済端末を制御し、金額の連動を可能にした。これは各企業がシステムのクラウドへの移行時に同様の問題が発生した際、課題解決となる次世代技術。この技術により、GRAIN CLOUDはゴルフ場の予約から決済処理まで、ヒューマンエラーの発生する可能性のある業務を排除したWEB上でのシームレスなサービスを実現し、業務効率化の促進と顧客満足度の向上を目指していく。

 今後も両社は自社製品やサービスの提供、および次世代技術の開発を通じて、各企業が進めるDX化の支援とクラウドサービスの社会実装に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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