明星工業が業績増額を好感し活況高となり長期下降トレンドに転機も
- 2015/10/23 10:30
- 株式投資ニュース
プラント建設などの明星工業<1976>(東1・売買単位100株)は8%高に迫る603円(44円高)まで上げて7月31日以来の600円台回復となり、出来高は10時を過ぎた段階ですでに8月、9月の一日平均を大きく上回り活況となっている。昨22日の取引終了後、第2四半期の業績見通し(2015年4~9月)を全体に増額発表し、連結営業・経常利益はこれまでの見通しを3割引き上げ、純利益は同4割引き上げたことなどが好感された。第2四半期の決算発表は10月30日の予定で、通期の業績予想も増額するかどうか期待が強い。終値が584円以上になると週足で約8ヵ月ぶりに26週移動平均を上回ることになり、14年7月から続く長期下降トレンドに転機が訪れる可能性が出てくる。