日立システムズ、AIが水道管の故障を予測!神戸市、AI分析でより安定した水供給へ

■AIが早期に故障を察知し、水道事故を未然に防ぐ

 日立製作所<6501>(東証プライム)グループの日立システムズは10月10日、神戸市水道局と共同で、上水道の水圧データをAIで分析し、配水減圧弁の故障を早期に予兆検知する研究を行ったと発表。神戸市内60か所以上の減圧弁の水圧データを活用し、故障の約1か月前から異常を察知することに成功した。この技術により、水道事業者は故障前にメンテナンスを行うことが可能となり、水道事故の低減や安定した上水道の提供が期待できる。

 研究の背景には、神戸市の起伏に富んだ地形による水圧調整の必要性がある。従来は配水減圧弁の故障後にしか対応できず、修理に時間と労力を要していた。日立システムズが2023年7月から導入した減圧弁水圧監視システムを基に、AI分析による故障予兆検知システムの実現に向けた研究が実施された。

 AI分析では、対象の減圧弁の水圧値とAIで生成した正常値を比較し、差異を分析する手法を採用した。日立システムズは2025年度からのサービス提供開始をめざし、全国の水道事業体の取り組みを支援する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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