■営業利益56%増加、今期は12%増を見込む
グロースエクスパートナーズ<244A>(東証グロース)は10月16日の後場、10%高の2380円(217円高)で始まり、前場の2386円(223円高)に続いて約2週間ぶりに上場来の高値を更新している。企業の組織変革やDX化に伴走する「エンタープライズDX事業」を行い、9月26日に新規上場。10月15日に発表した8月決算(2024年8月期・連結)が上場日の朝に開示した予想を全体に上回り、今期・25年8月期の予想も全体に2ケタの伸び率としたことなどが好感されている。
24年8月期の連結決算は、売上高が44億22百万円(前期比18.4%増)で、営業利益は6億03百万円(同56.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億17百万円(同49.6%増)だった。上場時に開示した予想に対し、売上高は1%上振れ、営業利益は7%、当期純利益は15%上振れた。
今期・25年8月期の予想は、一部の大口取引先との契約が終了するものの、24年8月期から取り組みを開始したグローバル医療データプラットフォーム構築案件の拡大を見込むなどで、連結業績予想を、売上高50億30百万円(13.8%増)、営業利益は6億76百万円(同12.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億59百万円(同10.1%増)、1株利益142円54銭を見込むとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)