■旅行比較サイト「トラベルコ」が中国の「ly.com」と連携
オープンドア<3926>(東証プライム)は10月17日、続伸基調となり、午前10時40分過ぎには7%高の702円(44円高)まで上げ、出直り幅を拡げている。
旅行比較サイト「トラベルコ」の運営などを行い、「日本を訪れた外国人について最新のデータが発表され、先月の訪日客は9月としては過去最高となりました」(日テレNEWS10月17日9:23配信)などと伝えられ、買い材料になっている。
17日のインバウンド関連銘柄はJR東日本<9020>(東証プライム)が高値に進んでいるものの、百貨店株、ホテル株など総じて小高い程度にとどまっている。この中で、オープンドアは7月に中国の旅行大手が運営する旅行予約サイト「ly.com(エルワイドットコム)」との連携を開始したと発表済み。「観光庁が16日発表した7~9月の訪日外国人消費額は1兆9480億円」「国・地域別にみると消費額が最も多かったのは中国で、全体の3割を占めた」(日本経済新聞10月17日付朝刊)とされ、中国のサイトとの連携効果に期待する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)