SIGグループは後場も買い気配のまま急伸、業績予想を最大8割引き上げ大幅に増額修正

■受注堅調で前期末に買収した子会社も好調、保険返戻金も寄与

 SIGグループ<4386>(東証スタンダード)は10月17日、朝の取引開始後から買い気配のままストップ高(17日は100円高の722円、16%高)に達したまま値がつかず、後場も13時を過ぎてストップ高買い気配を続けている。「システム開発とインフラ・セキュリティサービスの2本の柱を展開」(同社ホームページより)、16日の15時に連結業績予想を最大8割引き上げる大幅な増額修正を発表し、好感買いが集中している。

 第2四半期累計の連結業績予想(2024年4~9月、連結)を全体に引き上げ、売上高は5月に開示した予想を9.6%上目ある見込みに見直し、営業利益は同62.8%、経常利益は同82.5%、中間純利益は同72.2%上回る見込みに見直した。受注が堅調で、前期末に買収した子会社も好調に推移。また、利益面では、利益率アップが進んだことや経費予算の一部未執行、その他、保険解約返戻金による営業外収益の計上などから、前回予想を大幅に上回る見込みとなった。2025年3月期・通期の業績予想は据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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