■上限株数600万株、発行済株式総数の5.18%の規模
太平洋セメント<5233>(東証プライム)は10月17日、14時30分頃から急激に上値を追う相場となり、8%高の3521.0円(257.0円高)まで上げる場面をみせて約2か月ぶりに3500円台を回復している。同時刻頃に自己株式の取得(自社株買い)を発表。上限株数が発行済株式総数の5%超の600万株とあって、規模の大きい自社株買いになる期待が高揚した。
取得上限株数は600万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.18%)、上限金額は150億円。取得期間は2024年10月18日から25年3月31日までの予定。取得方法は東京証券取引所における市場買付。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)