AppierのAI研究が世界最高峰の学会で3本採択!LLMの高度な研究が世界的に評価される

■研究論文3本が、世界最高峰の学会「NeurIPS(人工知能、機械学習)」と「EMNLP(自然言語処理)」で採択

 Appier Group<4180>(東証グロース)は10月17日、同社のAI研究チームが発表した3本の研究論文が、人工知能と機械学習分野の世界最高峰の学会「NeurIPS」および自然言語処理分野の「EMNLP」で採択されたと発表した。この採択は、Appierの大規模言語モデル(LLM)に関する高度なAI研究が世界で認められた結果であり、AIおよび自然言語処理分野における数少ないアジア企業として、国際的な評価を獲得したことを意味する。

■大規模言語モデルの最先端研究、マーケティングに新たな価値をもたらす

 Appierは2024年2月に新たなAI研究専任チームを設立し、高度な技術開発や専門性の強化に努めてきた。今回の研究成果は、同社が提供するAIマーケティングソリューション(広告、パーソナライズ、データクラウドSaaS分野)の全てに統合される予定である。具体的には、広告用クリエイティブ生成、広告運用パフォーマンス最適化、ナレッジボット活用、リアルタイム実行のAIアシスタント、eコマースでのカスタマーサービス、高度にパーソナライズ化するマーケティング運用、顧客データプラットフォーム(CDP)の自律レポート生成、業界特化型モデルへの最適化などに活用される。

 Appierの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者であるチハン・ユー氏は、「Appierの3本の論文が全て採択されたことは、才能あふれるAI研究チームの努力に対する素晴らしい評価だ」と述べ、「強固な研究開発基盤で、データ活用とモデルの最適化を加速させ、AIをビジネス成長の最前線と位置づけ、新たな事業価値の創造に努める」と意気込みを語った。

 採択された3本の論文は、それぞれ異なる観点からLLMの研究に取り組んでいる。1本目の「StreamBench」は、LLMエージェントの継続的改善を評価するためのベンチマークを紹介している。2本目は、LLMがユーザーにサポートを求める自発的能力について、自然言語テキストからSQL生成に焦点を当てたケーススタディである。3本目は、コンテンツ生成における形式制限がLLMのパフォーマンスに与える影響を研究している。

 Appierは今後も、AIイノベーションの最前線に立ち続け、先駆的なAI技術と先見性のある大規模言語モデルの研究に投資していく方針だ。トップの学術専門家や業界リーダーとの連携により、画期的な技術を探求し、デジタル広告やマーケティングを変革するための、実用的かつ最先端のアプリケーションの提供を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■神戸大学との共同開発で年間2.2万トンのCO2削減を目指す  セブン&アイ・ホールディングス<3…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■1500を超えるエピソードが語る  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)グループ…
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1.  政局の不安定化や予想外のノーベル賞受賞など、「ざんねん」な展開が続いた前週から一転、今週は企業業績…
  2. ■東証取引時間延長も視野に、証券各社の業績に注目集まる  前週は石破内閣の解散や選挙関連銘柄の低迷…
  3. ■証券株決算速報値が占う、今週の企業業績発表の行方  前週は、やや「ざんねん」な1週間であった。ま…
  4. ■地政学リスクに備え、関連セクターへの投資検討が急務に  中東情勢の緊迫化に伴う株式市場の反応を分…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る